技術指導顧問（さぬき姫開発者）
加藤伊知郎さんからのメッセージ

美味しいものはひとを笑顔にします。幸せにします。元気にします。甘くて、特有の香りを有する真っ赤なイチゴは、子どもから大人まで幅広い世代に人気があり、とても魅力的な果実です。これまでの品種育成や栽培技術の普及を通じ、美味しいイチゴづくりに微力ながら役立ったとすれば、大変うれしく思います。
香川県では、高設式養液栽培が普及し、作業環境の快適化に大きな効果をあげており、近年、県内外からイチゴで就農を希望する若者も多くみられます。産地を支える若い農業者やストロウ合同会社さんのような女性農業者の一層の活躍を期待しています。
これからも、安全・安心で、美味しいイチゴづくりを目指して頑張る生産者を支援して行きたいと思います。

加藤　伊知郎（かとう　いちろう）

香川県高松市生まれ。1980年4月香川県入庁、農業改良普及センターや農業試験場などを経て、2021年3月に退職。この間、イチゴの県オリジナル品種「さぬき姫」や、種子繁殖性品種「よつぼし」の品種育成に携わると共に、栽培技術の開発や現場指導を行う。現在、認定農業者として、水稲、野菜、果樹（カンキツなど）の複合経営を営みながら、イチゴの新規就農者への技術支援などを行っている。